実は結構迷う「呼び方」を変えるタイミング
以前「名前は下の名前で呼ぶと良い」
という 旨の記事を書きましたが、
「どうやってそこまでいけばいいのか」という疑問をいただきましたので
書いていきます。
結論:いつでもいい
以前こんな記事を投稿しました。
こんなこと言ってしまったら元も子もないですが
何時でも良いと言えば何時でも良いんですよね。
もちろん今回の記事がこんなところで終わるわけではありませんが、
まずはいくつかの前提と次に方法を紹介していきます。
前提条件がある
当たり前のことですが相手は人間ですから条件があります。
正直に言いますが、「誰彼構わず大丈夫」なんてことはありませんので気を付けてください。
条件1:相手自身が抵抗がない
まずは、呼ばれる相手自身に名前で呼ばれる抵抗がないことです。
私が会ったことがある事例でいえば、
「男なのに女みたいな名前で嫌だ」(その逆もいましたね)
「キラキラネームみたいで嫌だ」
中には、親のことが嫌いで「あの親につけられた名前だから」なんて人もいました。
人間には様々なコンプレックスがあります。
容姿、性格。人それぞれなら、名前がその候補に入ることは考えるに容易です。
そこはしっかり相手を気遣う必要があります。
条件2:ある程度身近な関係であること
「知り合い」や「顔見知り」の定義だとかなり範囲が広くなります。
が、例えばわかりやすくビジネスだと「取引相手」などの
「ある程度の距離感が必要な関係性」というものが必ずあります。
この場合は、社会的なマナーとして下の名前で呼ぶと
失礼だと感じる方もいます。
あくまでも、「個人的な友人」としての立ち位置でないと、
社会的マナーだとか距離の詰め方が下手な人だとか思われてしまうので、
結構気を付けないといけないところでもあります。
実践方法
さて、肝心なタイミングですが、大きく分けると「最初」と「途中から」に分かれますよね。
これは自分のタイプに分けて考えてください。
「最初から」呼べる人
社交的な人ならこちらの方が楽だと思います。
やり方は簡単で、知り合った際にまずフルネームを聞きます。
そしてそのあとに、下の名前で呼ぶ許可をいただくだけです。
自分「お名前よろしいですか?」
相手「○○ ○○といいます」
自分「ありがとうございます。じゃあ○○さんとお呼びしてもいいですか?」
以上です。
ここまで仰々しくしなくても、
名前を聞いて ⇒ 呼び方を決定する
の工程です。○○って呼ぶから!くらいでも構いませんが、
もちろん断られてしまったらおとなしく引き下がりましょう。
途中から変えるタイミングを失った人
おそらくほとんどの人はこちらだ思います。
そもそも前回の記事でも紹介した通り、下の名前で呼ぶということ自体が
特異な行動なわけですから無理もありません。当たり前のことです。
名前の話から自然と
例えば名字が長い人、珍しい苗字の人、逆に多すぎるような苗字の人。
そんな人なら急に名字の話をしてもさほど不思議ではありません。
「○○の名字って珍しいよね」とか「今更だけど○○って名字長いよね」など
相手によってニュアンスはちょっと変わりますが、
割と自然に名前に関する会話にしやすいです。
そこで名前で呼べるよう許可を取れば、流れとしては問題なくスムーズです。
名前に関する話題 ⇒ 「そういえば…」の流れです
いっそきっぱり言う
どうしてもとっかかりが見つからない場合は正直に言うのが最終手段ですね。
「○○のこと名前で呼んでいい?」と、ドストレートに聞きます。
この後に、許可をされるか「なんで?」って疑問符が来ると思うのですが、
疑問符が来た時のコツは、「ほめる」 or 「正直に言う」ですね。
ほめる場合
私の「れお」ってのは本名なのですが、よく言われるのは
「れおって名前かっこいいじゃん」ってよく言われるんですよね。
こういわれると、名前で呼ばれることにさほど抵抗がなくなります。
他には異性であれば「女の子らしくて好き」「異性の名前だったらその名前が好きだから」
ちなみに私は男なのですが、男の間だったら「なんとなく。いいでしょ?」
みたいなことを言っても割とすんなり受け入れられますよ。
勇気の一歩を
長い付き合いになればなるほど、相手がそれほど気にしていなくても
呼ぶこちら側に結構な勇気が必要になってきます。
かといって焦ってすることでもないので
自分なりにじっくり機会をうかがって勇気をもって一歩出してみてください!
これでより仲が良くなる人が増えることを祈っています!