自己啓発に「自己啓発本は必要か?」という疑問を持つべきだと思う。
どうもこんにちは!
皆さんは自己啓発本なんかはどれくらい読んでいるんですかね。
正直私は、2冊くらい読んでから読むのやめました。
これは持論ですけど、「自己啓発本を読みたがる人ほど、自己啓発本って必要ない」
と思うんですよ。
あくまでも私の持論ですし、自己啓発本を否定しているわけではないので
悪しからず。ですが。
そもそも自己啓発ってどんな時に買うものかっていえば、
「自分により大きな能力をつけたい」とか「より大きな成長を」とか思った時だと思うんですけど、
それって一体「何の能力をつけたいか」って定まっていない話ですよね?
自己啓発=自己啓発本 ではない
これを見て私が疑問に思うのは、「これって能力向上のための本なのか?」
っていう点ですね。
自己啓発=能力開発⇒○本
大抵の自己啓発本のタイトルには、「思考法」「生き方」「心得」なんて言葉が書いてあります。
これってスキルですかね?
ある意味では「生きていく力」では合りますが、自己啓発ってそういうことでしょうかね?
必要なスキルをつけたいならそれに見合った「教本」を読めばいいだけの話ですし。
自己啓発=精神開発…?
というわけで直接的なスキルを身に着けるのに自己啓発本は無駄ということがわかりました。
ではいわゆる自己啓発本はどういった意味合いのある本になるのか。
タイトルやキャッチフレーズから察するに、最近では「精神力の開発」に
かなりのウェイトがあると見れます。
では果たして本当に精神力の開発に自己啓発本が役に立っているのか。
私はNO、、とは言い切りませんが、ほとんどの場合が役に立っていないと思います。
自己啓発本は「誰が出しているのか」
なぜ役に立たないと思うかの説明をしていきます。
まず、「自己啓発本って誰が出してるか」です。
答えは簡単で、「その本の内容で成功した人」が日ごろやっていることや
気を付けていたことをまとめたものを本にまとめたものですよね。
ではあなたが手に取るその本。
「あなたはその方法で成功するんですか?」というのが私の疑問です。
少なからず、あなたは「その方法で成功したい」のかもしれませんが、
例えばサラリーマンが画家の書いた本を読んで役に立つことがどれほどあるでしょうか。
営業マンのハウツー本を専門のプログラマーが読んでどれほど納得いくでしょうか。
自分の畑のスキルを磨くなら、それこそ漠然とした自己啓発ではなく、
もっと専門的な知識が必要になります。
そうなると、自己啓発本はあくまで「参考」程度のものになりますし、参考程度なら優先順位は低くなります。
勘違いしがちなこと
例えば、「経営者のマインドを持っていると役に立つ」と言って
会社員の人が経営者の心構えみたいなものを読んでいたとするなら、
あなたは次の3つの道のどれかを歩いていることを自覚する必要があります。
・その会社で成り上がるか
・進んで飼われに行っているか
・独立する先を見ているか
の3つです。
目的はどうあれ、「会社に利益を生む方法」を学ぶなら、この3つの道のどれを進んでいるか自覚がないのなら、それは無駄な努力です。
なんの勉強もそうですが、「なぜ学んでいるか」が抜けていれば
その勉強に意味はありません。
『小話』
偉い人の話をうのみにするな。という意味で教えられたことがあるのですが、
「苦労は買ってでもしろ」という教えが日本にはありますよね。
でもこれって「売る側の言っている言葉」だということを忘れてはいけませんね。
自己啓発本が必要になるとき
ここまで、「自分の能力を高めたい」と思って本を読むには
自己啓発本は不適合であるという話をしましたが、
ではどういうときに自己啓発本を読むべきなのか。
私の持論は、「きっかけが欲しいとき」です。
「何か何でもいいから、自分を変化させるきっかけが欲しい」
そんな時に自己啓発本を読むのだと思います。
もっと荒い言い方をするのなら、「何していいかわからないけど何か勉強している気持ちになりたいとき」とでも言いましょうか。
それくらい、自己啓発本は読む人と書いている人の乖離があるように私は感じます。