私の先輩が言った「派遣」が未来の働き方である3つの理由
私は以前に技術員派遣で車の開発をしていた期間があります。
その時に先輩が、「派遣は未来の働き方だ」といっていたのを思い出しました。
今回はこれに関して掘り下げていきます。
まずは私の居た派遣会社をざっと内容を説明します。
いわゆる普通の「派遣」ではなく「技術員派遣」とか「特定派遣」なんていう人によって名前が変わるのですが、
企業に所属して派遣されるエンジニア
のことですね。
いわゆる世間一般でいわれている派遣と違うところは正社員が派遣されている。
という何ともわかりづらいところですかね
派遣という優位性
正直世間とのずれは生じるかもしれませんが、派遣には優位性が多いです。
- 責任範囲の縮小
- 売り手市場
- 自由度の高さ
の三つが最も優位性が高いですね。 一つずつ解説していきます。
責任範囲の縮小
これは責任逃れに見えるかもしれませんが、業務上の必然です。
心構えといってもいいでしょうが、派遣は責任をとれません。
契約書に書かれているような責任は取らなければいけないですが、それ以外は
契約上、責任は負わされません。まぁ無責任に聞こえますよね。
決して仕事しなくていいわけではありませんよ?
売り手市場
現代において労働力は枯渇しています。だからこそ、派遣という形が現代にあった働き方だと私は思っています。
「必要なところに、必要な数を。」の理想形
先輩曰く、
- 必要なスキルを持っている
- 必要な期間のみ契約をできる
要はフリーランスと契約するときと同じようなメリットを発揮することができるんですよね。
しかも、(まともな派遣の会社なら)このスキルの部分は担保してくれますし、
雇う側の企業が、民間からフリーランスを探すよりも取引相手に一声かければ必要な人材が来るって方が楽ですしね。
解雇のし辛い正社員を大量に抱える必要もなくなります。
また、必要以上のコストをさきたくない企業からすれば、
「この時だけ使える人材をくれ!」って要求にもこたえやすいんですよね。
今は期間を決めて更新していく派遣が主流ですが、
今後は「プロジェクトごとに人員を派遣する、フリーランス統括会社」
みたいな形で派遣会社が発達していくかもしれませんね。
それだとたぶんいろんなところに需要あると思うんですよ。
自由度の高さ
これこそフリーランスみたいになりますが、自分の得意分野に派遣されるよう
打診できるんですよね。
要は、「自分で探さなくても自分のスキルが活きる」のは派遣の大きなメリットですよね。
自分で探すコストを考えると、腰を据えて自分のスキルを磨いているうちに
仕事が舞い込んでくる。というのは楽ですね。
そのほかのメリット
福利厚生や保険を自動で受けられるのは一般企業に勤めているメリットですね。
個人と決定的に違うところですが、これはメリットではありますが
そんなの必要ない!って人はフリーランスのままのほうがいいかもしれません。
考えられるデメリット
一番大きなところは給与。金銭的な面ですね。
もちろん自分の儲けから仲介料なり保険、会社の運営費、いれば営業の人件費など
会社に所属するとそこらへんが間引くのは致し方ないことですね。
おそらくフリーランスでもらえる報酬の半分にも満たないのではないですかね。
しかしこれも考え方次第で、
個人では得辛い「信用」を会社が肩代わりしてくれたからこそ仕事を得られた。
と考えれば、信用がなくて0円だった給与をある程度もらえるとも考えられます。
別に回し者じゃないですよ?w
まとめ
先輩と至った結論は、「いずれ派遣会社は、フリーランス統括会社になる」でした。
上でも言いましたね。
でも在宅が増えたり、事務所をなくそうとする昨今の流れからしてこれは結構濃厚に来るんじゃないかな?と個人的には思っています。
給与形態も変わって、労働者に支払われる契約料から○%を会社に収めて運営費とする。
とかになったらまた見方が変わってくるかもしれませんね。
会社が会社目線から労働者目線にもっとシフトしていけば、
この派遣業界ももっと個人にやさしい環境に変わってくるかもしれません。
今のうちに何か一つでもスキルを自分の手に入れておけば
こんな世の中が来たらググッと楽になるかもしれませんね!