「俺、思うに……」って感じ

「テーマが何」って感じよりも、普段の生活の中で私の思うことを思うままに書こうかと思っております。

「説得」しようと思ったときに大抵の人がやる間違い

皆さん「説得」ってしたことはありますか?

 

ドラマで見るような「考え直せー!」みたいなシーンから

今日の晩御飯をどうにかして冷凍食品から外食の寿司にしたい!とか。

 

大小関わらずこういった経験ならあると思うんですよ。

 

最初に言っておきます。

「相手の意見を変えよう、変えたい」という問いに対してなら、

答えは「そんなの無理」です。

 

 

そもそも説得とは

そもそも論、説得は取引です。

一方的にこちらの意見を飲ませよう。その姿勢そのものが間違いです。

 

説得したいなら抑えなければいけない要点は3つです。

 

「こちらが責任を負う」「相手によりメリットを与える」

もしくは、「相手のニーズに合わせる」このどれか、もしくは3つともを満たす必要があります。

 

 相手のニーズを知ろう

例えば奥様が、「本日の晩御飯はコンビニ弁当にしよう」と提案したとします。

これを、「今日の晩御飯は手作りのハンバーグが食べたい」の方向に説得したい。

こう仮定しましょう。

ただそのまま文章を伝えれば、

  • 時間がかかる
  • 材料をそろえるのが大変だ
  • 手間がかかる
  • 疲れている

こんな感じに反論されてしまうでしょう。ごもっともですし、

お任せしてしまっている以上、これに反論するのはちょっとよろしくないですね。

中には稼いでるのは俺だなんていう人もいるみたいですが、

もってのほかです。あなたを支えてくれてるのは間違いなく、その方ですから。

 

 

ではこれを説得する場合、皆さんはどのように声をかけるでしょうか。

 

ニーズに合っていないと駆け引きは無駄

「肩揉むから」とかいろんなこというと思うんです。

でもこれって実は、とっても無駄な交渉です。

必要なのは、「相手が何を問題視してそれを回避しているか」を考える必要があります。

 

例えば今回の例だと、奥様が言っている通りの問題が解決しないと意味がありません。

 

疲れる、面倒 だったら「自分がやる」といわなければいけません。

材料費が だったら「自分のお小遣いから」出さないといけません。

今日は気分じゃないなら「諦め」無いといけません。妥協ももちろん必要です。

 

説得するならば口頭のみでは足りません。

相手に提示する対価、そしてそれを実行することで初めて自分の要求が実現します。

 

説得とは取引を成立させる過程である

説得するというのは口先で相手を言い負かしてこちらの思うとおりに操作することではありません。

 逆にこちらの言うとおりにコントロールするのであればそれは説得ではなく

「命令」や「論破」をする必要があります。これはどちらも気分が悪いですよね。

 

相手を納得させ、しこり無くこちらの要求を受け入れさせることに意味があります。

これができないならそれは説得ではありません。命令、もしくは脅迫です。

 

そしてこの説得をうまく運ぶ最も大切なプロセスは「聞く」事です。

相手の本当の要求をしっかり聞き、相手の不服、不満を把握しない事には、

対価の払いようがないからです。

 

まずは耳を傾けてください。ただし、相手の言っていることを聞くだけでは足りません。

全身で相手の気持ちを考えながらあいての言葉の一つ一つを認識する必要があります。

 

正直言って、めっちゃ頭も使いますし、めっちゃ疲れます。

なので私はあんまり説得はしません。自分が我慢するほうが早いので。

 

ここは譲れない!という場面がありましたら

皆さんこの要点を抑えて、じっくり説得。試してみてください!